最新の記事

2008年09月25日

「イーグルに訊け」 天外伺朗 衛藤信之 共著 ソフトバンク文庫




 この本は、あるインディアン酋長の、衝撃的な言葉で幕を開けます。

 人間が命の糸を編んでいるのではない

 人間はその糸の一本にすぎない



 インディアンと聞くと思い出すのが、西部劇なんかに出てくる、人間の生皮を剥ぎ、好戦的で、野蛮な先住民というイメージ。

 でも、それは、白人達によって恣意的に作られた、偽りの姿。

 本当のインディアン達は、自然と共に生き、すべてに感謝の祈りを捧げ、遠方から来た客人を心からもてなし、親切で、いつも笑顔を絶やさない、「心美しき」人々。

 彼らの持つ人生哲学は、精神面の豊かさを忘れ、、物質的なものだけを追求し、年間3万人とも言われる自殺者を生む「病める国」に生きる我々に、「本当の豊かさとは何か?」と、突きつける・・。

 私はこの本を読み終えた時、あまりの衝撃にしばらく呆然とし、何もすることができませんでした。

 この本は、豊かさを捨てて原始にもどれ・・と言っているのではなく、物質的な豊かさを享受している我々にこそできる、「何か」があるはずなのだ、と問いかけているように思います。


 天外伺朗さんの言葉。

 お金持ちになりたい」「偉くなりたい」といった欲求を満たすことに汲々(きゅうきゅう)としたところで、決して幸せな人生へ続くわけではないということに、私たちはもうそろそろ気づいたほうがいいと思います。
 そしてそのときは、すべてに感謝するインディアンの笑顔が、私たちの進む道を照らしてくれるはずです。



 もちろん、「欲」を否定したところですべてが解決するわけではないでしょう。

 人間である以上そんなことは不可能だし、欲があるからこそ、人間が、人間らしく生きているという側面もあります。

 しかし、本能的な衝動や情動があるということを自覚しながら、物質的な豊かさを享受し、それでも、我々が本当の意味で「幸せになれる道」が、きっとあるはずなのだ・・と、私は信じたいのです。
 
 
 インディアン長老の言葉。

 わしらはやがて大地に戻る。そこに何を持っていく必要があるのかね。
 この世界で生きてきたことの喜びと、次の時代を生きる子どもたちに、わしらが母なる大地から教えられてきた美しさと感動を残してあげられれば、それで十分だ。



 「人間が命の糸を編んでいるのではない。人間はその糸の一本にすぎない。」
 
 ・・この言葉の意味が、少しだけ、分かったような気がします。

 
 今、我々が、ここに生きている。

 ・・そのこと自体が、「奇跡」なのだと。


 ※内容情報・著書紹介・目次が読めます。
  「イーグルに訊け」インディアンに学ぶ人生哲学

 ※ビジネス書ブログランキングに参加しています。
  よろしければ、応援のクリックを頂けるとうれしいです。
      ↓
  ビジネス書ランキング

 ※トップページへ
  ビジネス書を読んで、成功しよう。



posted by ビジネス太郎 | Comment(0) | 生き方・人生訓

ビジネス書を読んで、あほうになろう。生き方・人生訓⇒「イーグルに訊け」 天外伺朗 衛藤信之 共著 ソフトバンク文庫
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。