
先日読んだ「黄金のブックガイド」が面白かったので、今度は、ダイヤモンド社から出ている、神田昌典さんと勝間和代さんがメインで解説をされている、このブックガイドを買ってみました。
この本の巻末に載っている、お二人の、生まれてから現在までの読書年表を見ていると、ハッとすることがあります。
それは、「小学生のころに読んだ本が、お二人の現在のすべての原型になっている」ということ。
例えば、神田昌典さんは、子供のころプラモデルが大好きで、また、料理の本を見ながら自分でおやつを作って食べていたそうです。
神田昌典さんの言葉。
「小2のとき、自分のお金で初めて買ったのが料理の本。だから僕のビジネスの発想は、いまもレシピなんです。」
神田昌典さんにとってビジネスは、どんな材料を何グラム入れて、何分かければカタチになる・・という、子供のころに買った料理本の内容が、知らず知らずのうちに、ビジネスをする上での一番大事な「基礎」となっている。
勝間和代さんも、学研から出ていたマンガ「○○のひみつ」という学習モノのマンガ(私もよく読みました!)を読んだ体験が、現在の勝間さんのベースになっているそうです。
大人になってから読んで感心する本はたくさんあるけれど、でも、子供のときに読んだ「一冊の本」との出会いの衝撃には、一生かなわないのかもしれせん。
私自身、本が大好きになるきっかけになったのは、母親が本を読むことが大好きだったこと。
家の押入れの中に、母が、読み終わった推理小説などを段ボール箱に無造作に入れていました。
それを、当時小学生だった私が、引っ張り出して勝手に読んでいた。
字は小さいし、読めない漢字はいっぱい出てくるし、当然、ストーリーなんてまるで分かっちゃいない。
・・でも、そのリアリティに、私は引き込まれた。
推理小説だから、殺人シーンも出てくれば、当然、男と女の濡れ場もある。
私の空想好きな性格、そして、エロスの概念というものは、このときに読んだ押入れの中の数々の推理小説によって作られた・・といっても、過言ではないかも知れまん。
もしかしたら、私たちは、子供のころに影響を受けた一冊の本を、一生、追体験し続けているのではないか。
小学生から大人になり、色んな本を読んで、学び、成長し、そして最後は、小学生のころの自分に帰っていく・・。
きっと、自分が小学生のころに読んだ本を思い出すと、「本当の自分」が、見えてくるような気がします。
あの頃、自分は、どんな本を読み、どんなことを考えていたのだろう?
このブックガイドを読みながら、押入れの段ボール箱の中の推理小説をこっそりと読んでいた、あの頃の自分自身に、思いをはせていました。
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神田昌典さん・・・。
実は、そんなビジネス本業界の有名人の本を
まだ1冊も読んでいません・・・・。
購入して、半年以上たっているクセに。
最近、やたらと目にするのは、きっと
「神田昌典さんの本を読みなさい!」
という『神からのお告げ』なのかも・・・
今晩、読みます♪
神田昌典さんの本はすごく内容が深いので、読み返すたびに新たな発見があります。特に「なぜ春はこない?」っていう本は、目からスイーツの内容なので、機会があったらぜひ読んでみてくださいね。