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2009年04月11日

「好かれる人、嫌われる人の話し方」 中野裕弓 著 あさ出版




 人類という存在は、きっと、コミュニケーションをするために創造されたのです。

 そうでないとするならば、この世界に知的生命体はたった一人でいいはずだからです。

 神様ってやつは、私たち人類同士でコミュニケーションをさせて、一体何を企んでいるのでしょうね?(笑)

 
 ・・さて、私は自分ではコミュニケーションが下手な方だと思っています。
 
 初対面の人とはフランクに話すことができないし、沈黙の「間」が怖くてしゃべりまくるし・・。
 コミュニケーションがうまい人って、本当に憧れてしまいます。

 でも、この本を読んだあと、そんなコンプレックスがどこかへ消えてしまっていました。

 ・・その理由は、「コミュニケーションスキル」「話し方」というのは、生まれつきの才能ではなく、「後天的に習得したスキル」であることがわかったからです。

 
 話し方一つで、相手に好印象を持ってもらえたり、また会いたいと思われたりする。
 反対に、相手に嫌われる話し方もあれば、その場は盛り上がっているように見えても、もう二度と会いたいと思わない人がいたり・・。
 
 ・・そもそも、人間の悩みのほとんどが、人間関係に集約されると言います。

 だとするなら、コミュニケーションさえうまく立ち回ることができれば、悩みの多くが解消されることになります。

 この、ビジネスにおいても、恋愛においても、最も大切な「コミュニケーション」というものに関しては、数え切れないくらいの本が出版されています。

 私も人間関係やコミュニケーションに関する本は本当にたくさん読んできたけれど、そんな中で、私にとってはこの本が、一番わかりやすくて、一番本質を突いている一冊だと思いました。

 この本には、人間関係において大切なこと、話し方のコツなど色々書いてあるのですが、著者の中野裕弓さんが言いたいことは、究極、以下の三つのことに集約されているように思います。
  1. 相手を理解しようとする。

  2. 相手の意見を認める。

  3. 適切な質問をする。
  4.   

 ここで分かるのは、「自分」というものが主語になっていないと言うことです。

 人と会話をしていると、どうしても、自分が、自分が、という方に走ってしまいがちです。
 
 でも、そこをグッとこらえて、相手を理解しようと努める。
 相手を理解しようとする姿勢を見せると、相手もこちらを理解しようとしてくるのだそうです。

 そして、相手の意見を認める。
 自分の意見が相手と違っていたとしても、否定せず、そういう考え方もある。と、飲み込む。
 反発しあうのではなく、お互いに「違い」を認め合う。つまり、「合意できないことに合意をする」ということ。

 最後は、適切な質問をして、相手が本当に言いたいこと、興味のあることを理解する、ということです。
 それがわかれば、相手の言いたいこと、主張したいことを気持ちよく話させてあげることができ、相手はあなたのことを、「この人と話していると本当に楽しい。またぜひ会いたい人だな。」と思ってくれるのです。
  
 
 この他にも、この本には、相手が心地良いと思ってくれる声の出し方や、相手がパニック状態のときの適切な対応の仕方、また、相手が話しに乗ってこないときの話し方など、目から鱗の、実生活で本当に参考になる話し方の事例が、具体的なシチュエーションを使った例文と共に、非常にわかりやすく紹介されています。

 また、付属のCDを一緒に聞くことで、活字ではわかりにくいイントネーションの抑揚や、話のテンポ感などが、耳からでも学べ、わかりやすく理解できるようになっているのも、私が本書を強くオススメするポイントです。

 
 私はこの本を読んでから、人と話をするのが楽しくなりました。
 それは、相手が本当に気持ちよく話しているのが、よくわかるようになったからです。

 相手が本当に楽しそうに話をしていると、実は、それ以上に、自分自身がハッピーになれるのですね。

 
 コミュニケーションの真髄は、相手をハッピーにすること。
 そして、そのハッピーが、自分自身をハッピーにしていることを知ること。

 ・・この「ハッピーの連鎖」こそが、私たち人間が心から豊かに、幸せに生きるためのキーワードなのだと、この本は私に教えてくれました。 


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posted by ビジネス太郎 | Comment(2) | 教養・知識

ビジネス書を読んで、あほうになろう。教養・知識⇒「好かれる人、嫌われる人の話し方」 中野裕弓 著 あさ出版
この記事へのコメント
こんばんは。コミュニケーションって難しいですよね。私もコミュニケーションスキルをあげたいと思っていますが、なかなか身につきません。「間」がとれず、いきおいよくしゃべるのは私も同じです。一息ついてから、「あ、ペーシング忘れてる」と反省します。「ハッピーの連鎖」良い言葉ですね。
Posted by 多ぁ忙 at 2009年04月11日 21:37
多ぁ忙様、いつも読んでくださってありがとうございます!
多ぁ忙様も沈黙の「間」が苦手なのですね。素敵な共通点を発見できてうれしかったです。(笑)
「沈黙を楽む」って、なんか、「大人な男」って感じで、かっこいいですよね。(笑)
いつか到達したい目標です。

Posted by 多ぁ忙様へ:ビジネス太郎 at 2009年04月11日 23:27
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