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2009年04月14日

「生命保険の闇」 藤原龍雄 著 フォレスト出版




 少し前に、足を踏み外して骨折をしました。

 そのときに真っ先に連絡したのが、生命保険会社。

 入院こそしませんでしたが、あわよくば保険金がおりるかも・・と思って・・。

 営業マンに連絡したら、運良く、ちょうど特約を付けたばかりで、数万円おりるとのこと。

 骨折はアクシデントでしたが、思いもかけない「お小遣い」に、ラッキーって思っていたのですが・・。

 ・・ちょっと待てよ。毎月支払っている保険金に比べたら、少しばかりお金が戻ってきたからといって、全然得していないんじゃないか。。

 
 というよりも、実は、私自身、保険についてまったく知識がありません。

 入ったきっかけも、会社に入社した時に、法人営業をしている営業マンに「あの人も、あの先輩も入っていますよ」と勧められ、先輩も「保険ぐらい入っとけば?」っていうノリだったので、保険について何にも知らないにもかかわらず、営業マンの言いなりに、勧められるがまま判を押していたことを思い出しました。
  
 はっきり言って、今でも特約がどうの、プランがどうのって、複雑でよくわかりません。
 いや、実はめんどくさいから分かろうとしていなかったんですね。
 みんな入ってるなら、入っとけ。って感じだったんです。

 それで、ネットで保険の裏側を書いているこの本見つけて、ちょっと勉強してみようと思い、買ってみました。

 
 ・・読んでみて、めちゃくちゃショックでした。

 保険に関する知識を持たないで保険に入ったということが、どれほど愚かな行為だったのかということを知り、愕然としました。

 まずわかったのは、「保険会社は、できれば保険金を支払いたくない」ということ。

 慈善事業じゃないのだから、お金が出て行くのを避けたいのは当たり前のことなんだけど、なぜか、この単純な原則に気がつかない。

 なぜなら、ゴールデンタイムにテレビでガンガンCMを流して、悪い言い方をすれば、「保険に入る」=「家族の幸せ」と思い込ませるための徹底的なイメージ戦略で、見ている人を「洗脳」しているからです。

 ゴールデンタイムにあれだけ毎日毎日テレビCMを流すのだから、とてつもない宣伝広告費がかかっていることは想像に難くないでしょう。

 本書によれば、保険会社は年間に数百億円を超える宣伝広告費を使っているそうです。
 当然、それは、私たちが毎月かけている保険金によって賄われています。


 また、できる限り保険金の支払いを免れるために、毎年、都合よく約款を書き換えていることも知りました。

 もちろん、情報は公開されていますが、素人には一読しても大変分りにくいものです。
 保険金の未払いトラブルが絶えない理由の一つが、ここにあります。


 そして、生命保険が、実は、マイホームの次に高い買い物であるということも知りました。
 この本では、この点について、図を用いて非常にわかりやすく説明しています。

 毎月の支払いが比較的小額なので、気が付きにくい盲点になっているのです。

 
 また、この本では、生命保険会社がどのような方法で収益を上げているかという内的な構造や(保険会社は絶対損をしない構造になっているということがよくわかります。)、悪い営業マンがよく使う騙しの手口、また、保険金が支払われない様々なケースについて詳しく書かれており、保険について詳しくない方が、営業マンに勧められるままハンコを押す前に、絶対読んでおいた方が良い一冊だと断言しておきます。

 
 もちろん、保険の営業マンには、本当に顧客のことを考えている、とっても良心的な方がたくさんいらっしゃいます。
 しかし、その営業の方とどれだけ親しくなろうとも、「保険会社は、できれば保険金を支払いたくない」という大原則があることだけは、決して忘れてはならないことです。
 
 この本を読んでよかったのは、保険についての基本的な知識や、保険業界の裏側を知れたことはもちろんのこと、何と言っても、「結局、自分の身は自分で守らなければならない。」ということを身に沁みて思い知らされたこと。

 
 私は、どれだけ無駄なお金を支払ってきたのだろう・・。

 皆さんも、何も考えず、みんなが入っているからと、安易にハンコを押すなかれ。


 ・・というわけで、この本を読んですぐ、何とな〜く、何も考えずに、勧められるがまま入っていた生命保険会社に、解約の電話を入れました。

 もう一度、保険について一から勉強して、本当に自分が納得した上で、絶対必要であると確信できたその時に、自分の意志で、改めて保険に加入しようと思っています。


◇内容紹介・レビューが読めます
 生命保険の闇―営業マンはこうして、客を引き入れる! 今すぐできる!生命・医療保険の入り方・やめ

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posted by ビジネス太郎 | Comment(1) | 教養・知識

ビジネス書を読んで、あほうになろう。教養・知識⇒「生命保険の闇」 藤原龍雄 著 フォレスト出版
この記事へのコメント
こんにちは、スマイルエンジニアです^^

保険会社に働く人に話を聞いたら、結構ムチャしてるみたいですね。。

今度その本を読んでみようと思います。情報ありがとうございます。

それではまた来ます♪
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Posted by スマイルエンジニア at 2009年04月14日 22:19
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