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2008年02月08日

「天才論」 茂木健一郎 著  朝日選書




 「天才」っていう響き、いいですよね。

 天才経営者、天才ビジネスマン、天才営業マン、天才クリエイター・・。 

 「天才」っていう言葉のもつイメージって、神様に選ばれた一握りの人間・・っていう感じでしょうか。

 レオナルド・ダ・ヴィンチ、ベートーベン、アインシュタイン、ニーチェ‥等々。

 歴史に名を残した大天才たちは、一体普通の人と何が違ったのか。

 この本は、気鋭の脳科学・茂木健一郎さんが、歴史に名を残した天才達を通して、その蓄積された知の遺産から生きることの真髄を導き出した、「天才的人生論」なのです。

 本書にはこう書いてあります。

 天才には、必ず型破りなところがあります。

 確かに、「天才」と呼ばれる人たちは、ちょっと変!?な人が多いのも事実です。

 ニーチェは晩年、狂気の淵をさまよっていたというし、ベートーベンの奇行っぷりも有名な話です。

 しかし、矛盾するようですが、茂木健一郎さんはこうも言っています。

 天才はみんな万能である。

 一体どういうことでしょうか。

 このことについて茂木健一郎さんはこう述べています。

 たとえば、数学や音楽のような、専門性が高いといわれる領域においても、天才的な業績、独創的な業績を残すためには、じつは「総合的な知性」が不可欠だと考えるからです。

 つまりその素地に、深い「総合的な知性」があってこそ、他の人が全く思いもよらなかったヒラメキや、誰もが驚嘆する独創的な作品を創造することが可能であった、ということでしょうか。

 たとえば、有名な数学者になりたくて、来る日も来る日も数学の勉強ばかりし続けるとします。

 それは大変素晴らしいことですが、国語や社会なんてどうでもいい、数学の勉強さえしていれば、「天才」と呼ばれる数学者になれる・・というのは、やっぱり違うように感じます。

 他の学問は時間の無駄だと数学だけに特化した人間と、数学・語学・工学・哲学・・。あらゆる素地となる勉強を経て、その上で数学を志した人間。

 どちらが新たな知となる斬新な発想を生み出せるか。

 ・・やはり、後者なのではないでしょうか。

 例えば、数学を究極にまで突き詰めていくと、「哲学」にぶち当たります。

 語学と数学は、ずっと突き詰めていくと、どこかでクロスするところがあるかもしれない。

 突き詰めて行った先にぶち当たる、何か。

 その壁を突破し、新たな人類の知性を生み出せる者・・。
 
 それはやはり、「総合的な知性」を学んだ上で、一つのことに特化した人、なのだと思います。

 ビジネスの現場においても、この考え方は共通であるように感じます。

 お金を儲ける。成功する。ということはまず、確固たる「哲学」が必要です。

 そして数学・社会学・人間心理学、規模が大きくなれば、語学も必要になってくるでしょう。

 「成功」するためにまず始めに学ばなければならないのは、営業のテクニックや有利な条件を引き出す交渉術などではなく、「総合的な知性」の下地をつくること。

 その上で、得意分野に特化していく。

 そういう人に、始めから関係ないと全ての学問を切り捨てて一つのことだけに特化していった人は、やっぱり、勝てないような気がします。

 「総合的な知性」。

 手っ取り早くそれを学ぶにはまず、本を読むことから?ですね!(笑)


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posted by ビジネス太郎 | Comment(0) | TrackBack(0) | 成功法則

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